by SO-GO | 2012年11月5日 | ブログ
11月3日 小学生を対象に「丸太切り体験」を行いました。 「子供達が日本の木に触れ、手仕事が体験できるイベントを開きたい」 そんな思いを居酒屋で話したところ、異業種交流会の仲間が小学校の 父兄に働きかけ、小学校のお祭りでの開催となりました。 尽力していただいたHさん、ありがとうございます。 群馬県シャロムの森から、皮付きの桧や杉丸太をいただき、 大きな丸太から、、、 小さな丸太まで、各種そろえ、自分の体格に合った丸太を選んでもらい、 1年生から6年生まで各学年が楽しめる様にしました。...
by SO-GO | 2012年10月30日 | ブログ
日本建築研鑽会で訪れた角館で出会いました。 大谷石のような凝灰岩(東北なので緑色凝灰岩かな?)を巧みに加工して 造られていました。 施主と職人の気持ちが、ガンガン伝わってくる!くる!! ファサード(正面)も、いい顔しています。 角館町観光協会のHPによると、大正15年建造。 と、言うことはF.L.ライトの帝国ホテルの竣工後なので、その影響を受けたのか? まったく別な発想の元に造られたのか?興味が尽きません。 角館町観光協会 http://kakunodate-kanko.jp/blog/2011/07/post-1923.html...
by SO-GO | 2012年10月15日 | ブログ
秋田杉の産地を訪ねました。 見事な育成複層林(間伐を行い、隙間に植林し樹齢の異なる杉を育てる)は、 40歳で独立し、製材所を起こし山林を買い受け、山から製品までの連なりを わずか20年で実現させたスーパー社長により施業されています。 間伐された森は、太陽光が地面まで届き、 新たな苗木が育っています。 間伐された小径木は、無駄にされることなく、 土木資材(写真は砂防ダムの型枠)に利用され、 端材はチップになり、キノコの養殖に利用されるそうです。 秋田杉というと高級材のイメージがありますが、...
by SO-GO | 2012年5月22日 | ブログ
ゴールデンウィークを挟み、あっという間に一ヶ月が過ぎてしまいました。 後追いですが、お地蔵様の続きです。 屋根、木口塗装も完了し、金物・唄(ばい)も上の写真のように取付け、 建築工事は完了したのですが、日本建築には大事な工事が残っています。 植木職の登場です(彼も30代ですが良い仕事をしてくれます)。 建物と周囲の環境(風土)を繋ぐ、石組み、植栽、小さくても、ささやかでも、 それらがあってこその日本建築だと考えています。 最初の写真と比べてみてください、建物だけでは成り立たないのが、 解っていただけると思います。...
by SO-GO | 2012年4月17日 | ブログ
さて、大工さんが終わると屋根工事です。今回は銅板葺き。 そうなると協力していただくのは(株)小野工業所。 小さな屋根でもしっかり、摑み込みの一文字葺きで葺いていただきました。 仕事中の職人さんは本当に良い表情ですね。...
by SO-GO | 2012年4月11日 | ブログ
大工さんが手にしているのが、小森谷さんの杉材です。 縱材と横材の間に落とし込み、長手方向の揺れに強くします。 組み上がるとこのようになります。天然乾燥材ですから、木目もきれいですね。 木と木をつなぐ技、継手といいます。穴の空いているところへ栓を入れ がっちり固めると、抜けません。 大工工事も残りあとわずか、垂木の取付です。...