小学生 丸太切り体験

11月3日 小学生を対象に「丸太切り体験」を行いました。 「子供達が日本の木に触れ、手仕事が体験できるイベントを開きたい」 そんな思いを居酒屋で話したところ、異業種交流会の仲間が小学校の 父兄に働きかけ、小学校のお祭りでの開催となりました。 尽力していただいたHさん、ありがとうございます。 群馬県シャロムの森から、皮付きの桧や杉丸太をいただき、 大きな丸太から、、、 小さな丸太まで、各種そろえ、自分の体格に合った丸太を選んでもらい、 1年生から6年生まで各学年が楽しめる様にしました。...

かっこいい建築

日本建築研鑽会で訪れた角館で出会いました。 大谷石のような凝灰岩(東北なので緑色凝灰岩かな?)を巧みに加工して 造られていました。 施主と職人の気持ちが、ガンガン伝わってくる!くる!! ファサード(正面)も、いい顔しています。 角館町観光協会のHPによると、大正15年建造。 と、言うことはF.L.ライトの帝国ホテルの竣工後なので、その影響を受けたのか? まったく別な発想の元に造られたのか?興味が尽きません。 角館町観光協会 http://kakunodate-kanko.jp/blog/2011/07/post-1923.html...

日本建築研鑚会・秋田講座

秋田杉の産地を訪ねました。 見事な育成複層林(間伐を行い、隙間に植林し樹齢の異なる杉を育てる)は、 40歳で独立し、製材所を起こし山林を買い受け、山から製品までの連なりを わずか20年で実現させたスーパー社長により施業されています。 間伐された森は、太陽光が地面まで届き、 新たな苗木が育っています。 間伐された小径木は、無駄にされることなく、 土木資材(写真は砂防ダムの型枠)に利用され、 端材はチップになり、キノコの養殖に利用されるそうです。 秋田杉というと高級材のイメージがありますが、...

お地蔵様4

ゴールデンウィークを挟み、あっという間に一ヶ月が過ぎてしまいました。 後追いですが、お地蔵様の続きです。 屋根、木口塗装も完了し、金物・唄(ばい)も上の写真のように取付け、 建築工事は完了したのですが、日本建築には大事な工事が残っています。 植木職の登場です(彼も30代ですが良い仕事をしてくれます)。 建物と周囲の環境(風土)を繋ぐ、石組み、植栽、小さくても、ささやかでも、 それらがあってこその日本建築だと考えています。 最初の写真と比べてみてください、建物だけでは成り立たないのが、 解っていただけると思います。...

お地蔵様3

さて、大工さんが終わると屋根工事です。今回は銅板葺き。 そうなると協力していただくのは(株)小野工業所。 小さな屋根でもしっかり、摑み込みの一文字葺きで葺いていただきました。 仕事中の職人さんは本当に良い表情ですね。...

お地蔵様2

大工さんが手にしているのが、小森谷さんの杉材です。 縱材と横材の間に落とし込み、長手方向の揺れに強くします。 組み上がるとこのようになります。天然乾燥材ですから、木目もきれいですね。 木と木をつなぐ技、継手といいます。穴の空いているところへ栓を入れ がっちり固めると、抜けません。 大工工事も残りあとわずか、垂木の取付です。...