文庫蔵 上棟

先週、文庫蔵の上棟式を行いました。 建物のふるさと、山形の大工さん達による 式次第に則り、厳かに執り行われました。 屋根の上に祭壇をまつり、破魔矢と五色の布を 飾り立て、棟梁を筆頭に御施主様、設計者、 施工者の順に拝礼をし、最後にお供え物の お餅をまきます。 ここまでの上棟式は、都心ではもはや無く、 簡略化された形で行うのですが、 失った儀式の原型に触れ、感動し、 この屋の無事完成と幾久しくこの土地に 建物が根付き、繁栄することを強く願いました。 お客様自らが立ち上げたブログも ご覧ください。 文庫蔵移築再生...

文庫蔵移築再生工事

いよいよ建て方が始まりました。 山形よりやって来た およそ100年前の 部材達が、組み立てられていきます。 ここでまた新たな生命を宿し、 レストランとして生まれ変わります。 一週間ほど前には、建具(扉)の再利用を 御施主様、設計の先生を交え、検討しました。 今回の建物のために、御施主様自ら骨董店を 廻り集められたものです。 そこに価値を見いだせなければ、 只の古い木材や建具ですが、木の強度は 100年や200年では失われません。 再生することにより、 古き良きものは、生き続けることができます。 お客様自らが立ち上げたブログも...

文庫蔵移築再生工事

山形県鶴岡市から酒問屋の文庫蔵(明治期)を、埼玉県越谷市に移転させ、レストランとして再生させる工事が始まりました。民家再生リサイクル協会の民家の学校でお世話になった大沢先生の設計、4期生の安田様が御施主様、2期生の私が工事担当という縁です。 お客様自らが立ち上げたブログもご覧ください。文庫蔵移築再生 明治20年代に建築された蔵を解体して埼玉に移築します。 民家の学校についてはこちらhttp://www.minka.gr.jp/event/school.html...