二日目の今日は、昨日制作した棚を仕上げます。
まずは台鉋で面取りをし、ペーパーで小口を整えて、
仕上げの塗装は、柿渋・松煙・弁柄を使う古色仕上げです。
柿渋の臭いの印象を聞くと、「お酒みたい」。
確かに柿渋も発酵材。味噌・酒・醤油、
日本の生活には、醸されたものが欠かせませんね。
さあ、丁寧に塗装しましょう。二人とも真剣な良い顔です。
二日がかりで、大工の伝統道具を利用し、伝統的な塗装を施した
世界で一つだけのものが、できあがりました。
現場から帰った棟梁と記念撮影、棟梁は照れて「怖い顔」しています。
この後は、現在施工中の現場見学を行いました。
今年も怪我なく、無事に職場体験が終わり、ほっとしています。