むかしの山仕事

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先週末、東京都檜原村へ山仕事のお手伝いに行きました。
2002年から、グループ浜仲間の会が主催した
「昔の山作業をやってみよう!見てみよう」にて復元された
伐木を山から搬出する「木出し」の方法、「木馬道」と「修羅」
それらが役目を終え、
解体整理することになり、現物を見学する最後のチャンスです。
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最初は「木馬道」
写真のレールの上を、材木丸太を載せたソリが滑り降りる構造です。
作製の様子と使用方法は、下記のサイトで見ることが出来ます。
http://omikomi-web.hp.infoseek.co.jp/2hpoto12.html
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次は「修羅」
この滑り台の上を、材木が滑り降りるという「木出し」の装置です。
電気や重機を使わずに、知恵と技を使い材木を降ろす方法。
作製時に指導に当たった久保田喜助さんもすでに故人となられ、
貴重な復元作業だったと、あらためて深く感じました。
森の名人:久保田 喜助さんについては
http://www.tamamori.jp/cgi-bin/category/topics.php?topics_code=20060314022
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解体され、材木に戻った木は、やがて土に帰ります。
むかしの山仕事に興味を持った方には、下記図書がお勧め!
「山の親父のひとりごと」、2巻あります。
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-88965-141-6.html
同じ日に、雪で倒れた木をかたづける作業も行いましたが、
それはまた次回に紹介させていただきます。


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