日本建築研鑽会 日光東照宮

nikko2.jpg
4月25日(日) 日本建築研鑽会の幹事メンバーU-50で
日光東照宮平成大修理現場へ行きました。
一般公開されていない現場を見学することが出来ました。
上の写真は、拝殿正面、龍の彫刻です。
東照宮と言えば建築彫刻で有名ですが、
間近で見る大きさにまず圧倒、奥に写る人と比較してください。
大きさだけではなく、今にも動きだしそうな彫刻の完成度に感動!
nikko3.jpg
彫刻の修理工房も見学してきました。
まず下絵を起こし、研究確認し、彫刻へ彩色を施すそうです。
職人さんは、地元近くの方達だそうで、江戸期の創建から
ずっと、日光の建物を守ってきた伝統を感じます。
nikko1.jpg
建物のあらゆる部材に装飾が施された東照宮、
これもまたひとつの、建築を支える美意識の表れ、
今までは、なんだかゴテゴテとした装飾過多の建物という
印象が強かったのですが、
今回あらためて、彫刻、漆、彩色と高度な職人技を間近で見て、
建築と工芸が一体となった至高の建築なのだなと思いました。
昨日の数寄屋が引き算の美学なら、東照宮は足し算の美学、
でしょうか。
日光東照宮と平成の大修理については、
http://www.toshogu.jp/heisei/index.html


ご感想お寄せください

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA