構造見学会のお知らせ

完成すると全体が見えなくなる建物の中身、骨組みの見学会です。 7月12日日曜日、板橋区小豆沢で開催します。 詳しい場所は、当社までお問い合わせください、https://www.nihonnoki.com こだわりの無垢国産材、桧と杉の骨組みです。 左端が、都心の木造住宅で一般的に使用されているホワイトウッド集成材。 外国産のもみの木の仲間を板にして接着剤で貼り合わせた物です。 シベリアの違法伐採材?シロアリの耐性は?接着剤の耐用年数は? などと疑問がいっぱいなので、当社では使用していません。...

新しい木の家

最近加入させていただいたNPO法人「木の家だいすきの会」 からの初仕事が始まりました。 「木の家だいすきの会」は文字通り木の家が大好きな設計者と 施工店が集まった2002年設立のNPO法人、 木ピロ(KI-Pilot 木の家づくりの水先案内人)がコーディネーターを務めます。 NPO法人木の家だいすきの会 http://kinoie.org/ 板橋区の街中に上棟した木の家、柱はすべて4寸(約12cm)角です。 土台、柱、横架材(梁などの横方向に伸びる材)共に埼玉県産材の桧や杉。 街中に出現した小さな森!...

如月から弥生へ

2月もあっという間に終わろうとし、まもなく桃の節句、 事務所の応接コーナーに「おひな様」を飾りました。 敷物は東京松屋の「江戸からかみ」、 50年かけて復興された美しい江戸文化をお客様にお伝えしたくて、 襖を新調、張り替えの時には「江戸からかみ」を必ずご案内します。 詳しくはこちら 東京松屋 http://www.tokyomatsuya.co.jp/ 2月の初旬には、今年も中学2年生が職場体験にやってきました。 今年は女子生徒さんも、鋸や鑿に挑戦! 椅子をつくりました。...

昔の山仕事

データを整理していたら珍しい写真が出てきたので、改めて紹介します。 十年ぐらい前かな? 「昔の山仕事を再現する」というプロジェクトに参加させていただきました。 どちらも山の中で切り出した丸太を、いかに麓へ運ぶかという先達の 知恵です。 まずは、山修羅。 出材する丸太で、山の中に滑り台をつくり、 この上に丸太を滑らせて、下へ下へと搬出します。 カーブの部分や減速させる部分に多くの技術・智恵(一度山肌にぶつけてから また修羅の中に戻して減速させる等)が必要とされると言うことでした。...

新作です!

先日、無事に引き渡しが終わった住宅です。 リビングの天井を折り上げ、梁と束を表しにしました。 床、梁・束、建具が杉材です。 キッチンからの眺め キッチンの吊り戸棚をなくす事により、開放的にリビングとつながり、 さらに奥の和室につながっていきます。 和室はリビングとのつながりを重視し、柱を出さない洋室よりの意匠にしています。 襖は「江戸から紙」の二分縞なのですが、写真だと解らないですね。。。 洋室よりとはいえ、お施主様のご要望で神棚はしっかりと設けられています。 寝室の床とドアも杉材、清々しい木の香りが伝わらないのが残念です。...