
中野区にお住まいの皆様、ご自宅の地震対策は万全でしょうか?「うちは1981年以降に建てた『新耐震基準』の家だから大丈夫」と思っていませんか?
実は、令和7年(2025年)4月1日から、中野区の助成制度が拡充されました。これまで対象外だった「新耐震基準(1981年〜2000年建築)」の木造住宅も助成の対象となり、助成限度額も最大250万円となっています。
今回は、リフォームや耐震補強を検討中の方必見の、中野区「木造住宅耐震補強工事助成」の最新情報をわかりやすく解説します。
1. ここが変わった!対象となる住宅の期間が拡大
✨ 2025年4月からの重要な変更点
これまでは古い木造住宅が主な対象でしたが、令和7年4月1日より、以下の期間に着工された木造住宅も新たに助成の対象となりました。
昭和56年(1981年)6月1日 〜 平成12年(2000年)5月31日
もちろん、それ以前に建てられた住宅も引き続き対象です。つまり、平成12年(2000年)5月31日以前に建築・増築された2階建て以下の木造住宅であれば、助成金を受けられる可能性があります。
対象となる建築時期
| 建築時期 | 耐震基準 | 助成対象 |
|---|---|---|
| 〜昭和56年5月31日 | 旧耐震基準 | 対象 |
| 昭和56年6月1日〜平成12年5月31日 | 新耐震基準(2000年基準改正前) | 対象(2025年4月から) |
| 平成12年6月1日〜 | 現行耐震基準 | 対象外 |
2. 助成金額は最大250万円
耐震補強工事にかかる費用は決して安くありませんが、中野区の制度を使えば大幅な負担軽減が可能です。
助成内容
- 助成率: 助成対象経費の2分の1
- 限度額: 250万円
前年度からの変更: 昨年度(2024年度)の上限が150万円だったことを考えると、今年は大規模な補強工事を行う大きなチャンスと言えます。
助成金額の計算例
例1:工事費が300万円の場合
| 工事費 | 3,000,000円 |
| 助成金(1/2) | 1,500,000円 |
| 自己負担 | 1,500,000円 |
例2:工事費が600万円の場合
| 工事費 | 6,000,000円 |
| 助成金(上限) | 2,500,000円 |
| 自己負担 | 3,500,000円 |
3. 助成を受けるための必須条件
この助成金を受けるには、いくつかの条件をクリアする必要があります。主な要件は以下の通りです。
1. 耐震診断の結果、評点が1.0未満であること
事前に中野区の助成制度等を利用した耐震診断を受け、強度が不足していると判定される必要があります。
上部構造評点とは:
- 1.5以上:倒壊しない(安全)
- 1.0〜1.5未満:一応倒壊しない
- 0.7〜1.0未満:倒壊する可能性がある
- 0.7未満:倒壊する可能性が高い
助成の対象: 評点1.0未満の建物を、1.0以上に引き上げる工事
2. 防火対策もセットで行うこと
耐震だけでなく、防火改修も必須です:
- 外壁や軒裏を防火構造に改修
- 延焼の恐れがある窓ガラスを網入りガラス等に交換
- その他、建築基準法に基づく防火対策
3. 居住者であること
- 建物の所有者が対象(法人所有は対象外)
- 実際に居住している建物であること
- 税金の滞納がないこと
- 2階建て以下の木造住宅であること
4. 【最重要】契約のタイミングに注意!
⚠️ 絶対に守るべきルール
「助成決定の通知が来る前に、工事業者と契約をしてはいけません」
もし決定前に契約を結んでしまうと、助成の対象外となってしまいます。必ず、区の担当部署(建築課耐震化促進係)への事前相談を経て、交付決定を受けてから工事契約を結ぶようにしてください。
正しい申請の流れ
- 無料耐震診断の申請: 中野区の無料耐震診断を受ける
- 診断結果の確認: 評点が1.0未満であることを確認
- 補強設計: 耐震補強の設計を行う
- 事前相談: 中野区建築課耐震化促進係に相談
- 助成金申請: 必要書類を提出(契約前)
- 交付決定: 区からの交付決定通知を受領
- 工事契約: 交付決定後に業者と契約
- 工事実施: 耐震補強工事と防火改修の実施
- 完了報告: 工事完了の報告と検査
- 助成金交付: 助成金の交付
5. まずは無料耐震診断から
本助成を受けるためには、あらかじめ「木造住宅の無料耐震診断」などの助成を受けている必要があります。まずはご自宅の現在の耐震性能を知ることから始めましょう。
中野区の無料耐震診断
中野区では、対象となる木造住宅の耐震診断を無料で実施しています。
- 専門家による詳細な診断
- 診断結果レポートの提供
- 補強方法のアドバイス
よくある質問
Q1. 1990年に建てた家も対象になりますか?
A. はい、対象になります。2025年4月からは、1981年6月〜2000年5月に建築された木造住宅も助成対象となりました。
Q2. 防火改修だけで費用が高くなりませんか?
A. 防火改修も助成対象経費に含まれます。耐震と防火を合わせた工事費用の2分の1(上限250万円)が助成されます。
Q3. 賃貸住宅でも利用できますか?
A. 法人所有は対象外ですが、個人が所有し賃貸している場合は、個別にご相談ください。
Q4. 工事中は住みながらできますか?
A. 工事の規模によりますが、多くの場合は住みながらの工事が可能です。詳しくは施工業者にご相談ください。
Q5. 申請から工事完了までどのくらいかかりますか?
A. 申請から交付決定まで1〜2ヶ月程度、工事期間は内容により異なりますが、全体で3〜6ヶ月程度を見込んでください。
まとめ
2000年以前に建てられた中野区の木造住宅にお住まいの方は、最大250万円の助成金を受け取れる可能性があります。しかし、申請手続きは複雑で、防火改修などの専門的な要件も含まれます。さらに、工事契約のタイミングを間違えると1円も受け取れなくなってしまいます。
制度のポイント
- 2025年4月から2000年以前の建物も対象に拡大
- 助成額は最大250万円(工事費の2分の1)
- 耐震診断で評点1.0未満が条件
- 防火改修も必須
- 必ず交付決定前に契約してはいけない
- まずは無料耐震診断から
中野区の耐震改修・リフォームのご相談はこちら
「うちは対象になる?」「申請の手続きが難しそう」
と不安な方は、ぜひ一度当社にご相談ください。
中野区の制度に詳しいスタッフが、診断から工事、申請サポートまで丁寧に対応いたします。
お電話でのお問い合わせ
📞 03-3960-8777
※本記事の情報は2025年度の制度内容に基づいています。最新の情報や詳細については、中野区建築課耐震化促進係または当社へお問い合わせください。
綜合建設株式会社
〒174-0056 東京都板橋区志村1丁目2-10
TEL: 03-3960-8777
Email: info@nihonnoki.com