
中野区にお住まいで、「自宅の段差が気になり始めた」「お風呂やトイレを安全に使いたい」とお考えではありませんか?
中野区では、身体機能の低下により日常生活に支障がある高齢者の方を対象に、「高齢者自立支援住宅改修等給付事業」を実施しています。この制度を上手く活用すれば、自己負担を抑えて住環境を整えることが可能です。
本記事では、この給付事業の対象者や内容、申請のポイントについて詳しく解説します。
1. 高齢者自立支援住宅改修等給付事業とは?
この事業は、高齢者が自宅で安全かつ自立した生活を送れるよう、浴室やトイレなどの改修費用、または日常生活用具の購入費用を給付するものです。
重要な注意点:
単なる設備等の老朽化を理由としたリフォームは対象外となります。あくまで「日常生活の安全性や利便を図るため」の改修が対象です。
2. 対象となる方の条件
給付を受けるためには、以下の条件をすべて満たす必要があります。
基本条件
- 中野区内に住所がある65歳以上の方
所得制限
世帯全員の、前年(または前々年)の合計所得金額が200万円未満であること
介護保険の認定状況
| 給付の種類 | 必要な認定 |
|---|---|
| 住宅設備改修 | 介護保険で「要支援」または「要介護」の認定を受けている方 |
| 住宅改修予防・用具給付 | 介護保険で「非該当(自立)」の認定を受けた方 |
3. どのような改修が対象になる?(給付限度額)
主な改修項目と限度額は以下の通りです。
| 改修項目 | 内容の例 | 限度額 |
|---|---|---|
| 浴室の改善 | 浴槽の取替え、給湯設備工事など | 200,000円 |
| 便所の改善 | 便器の洋式化、付帯工事など | 90,000円 |
| 台所の改善 | 流し・洗面台の取替え(車椅子利用者が対象) | 130,000円 |
補足情報:
- 部材ごとに個別の上限額(例:便器16,500円、タンク29,450円など)が設定されています
- 介護保険の対象となる種目については、介護保険による工事が優先され、全体での調整が必要となります
住宅改修予防給付
介護保険で「非該当(自立)」と判定された方でも、手すりの取り付けや段差解消などの「住宅改修予防給付」を受けることができます。
4. 利用者の負担額について
自己負担額
原則として、事業対象額の1割が自己負担となります(免除制度あり)。
また、設定された限度額を超えた分については、全額利用者の負担となります。
負担額の計算例
例:浴室改修(工事費15万円の場合)
| 工事費 | 150,000円 |
| 限度額 | 200,000円 |
| 給付額(9割) | 135,000円 |
| 自己負担(1割) | 15,000円 |
5. 申請時の重要な注意点
⚠️ 最重要ポイント
「必ず工事や購入の前に申請が必要」
事後の申請は一切受け付けられないため、リフォーム会社に依頼する前に必ず相談しましょう。
申請の流れ
- 事前相談: 地域包括支援センターまたは中野区役所に相談
- 現地調査: 必要に応じて職員が自宅を訪問
- 見積もり取得: 施工業者から見積もりを取得
- 申請: 必要書類を提出
- 承認: 区からの承認
- 工事実施: 承認後に工事開始
- 完了報告: 工事完了の報告
- 給付: 給付金の交付
相談窓口
まずは、お住まいの地域を担当する地域包括支援センター、または中野区役所3階の地域包括ケア推進課 在宅サービス係へ相談してください。
電話: 03-3228-5632
よくある質問
Q1. 介護保険の住宅改修と併用できますか?
A. 介護保険の対象となる工事については、介護保険が優先されます。併用については個別に調整が必要ですので、窓口にご相談ください。
Q2. 賃貸住宅でも利用できますか?
A. 家主の承諾があれば利用可能です。ただし、退去時の原状回復についても事前に確認が必要です。
Q3. 複数箇所を同時に改修できますか?
A. はい、可能です。ただし、それぞれに限度額が設定されていますので、事前に計画を相談することをおすすめします。
Q4. 所得が200万円を少し超えている場合は対象外ですか?
A. はい、所得制限は厳格に適用されます。ただし、他の助成制度が利用できる可能性がありますので、ご相談ください。
Q5. 工事完了までどのくらいかかりますか?
A. 申請から承認まで1〜2ヶ月程度、工事期間は内容により異なりますが、全体で2〜4ヶ月程度を見込んでください。
制度の理解を深めるためのヒント
💡 家の健康を維持するための処方箋
この制度は、例えるなら「家の健康を維持するための処方箋」のようなものです。
単に古くなったから新しくする(リフォーム)のではなく、住む人の身体の状態に合わせて、転倒を防いだり動作を楽にしたりするために必要な「手当て」として補助金が提供されます。
まとめ
中野区の「高齢者自立支援住宅改修等給付事業」は、高齢者が自宅で安全に暮らし続けるための重要な支援制度です。
制度のポイント
- 65歳以上で所得200万円未満の方が対象
- 浴室改修は最大20万円まで給付
- 自己負担は原則1割
- 介護保険の認定が必要
- 必ず工事前に申請が必要
- 老朽化のみを理由とした改修は対象外
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※本記事の情報は2025年度の制度内容に基づいています。最新の情報や詳細については、中野区地域包括ケア推進課または当社へお問い合わせください。
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