
杉並区にお住まいで、「自宅の断熱性を高めたい」「太陽光パネルを設置したい」とお考えの方に朗報です。杉並区では、地球温暖化対策の一環として、エネルギー効率を高める機器の導入や断熱改修を支援する「エコ住宅促進助成(令和7年度)」を実施しています。
本記事では、助成金の対象となる設備や金額、申請の際の注意点を分かりやすく解説します。
1. 助成金の概要と予算状況
この助成金は、温室効果ガスの排出量を減らし、持続可能な社会を実現することを目的としています。
令和7年度の予算状況
- 予算総額: 約2.2億円
- 申込率(令和7年12月23日時点): 約70.84%
- 予算状況: 残り約3割、予算がなくなり次第終了
⚠️ 重要な注意点
予算の約7割が既に申請されています。早めの検討と申請をおすすめします。
2. 対象となる設備と助成金額
助成の対象となる機器や改修は多岐にわたります。以下、主な設備と助成金額をご紹介します。
主な助成対象設備と金額
| 設備・工事 | 助成内容 | 限度額 |
|---|---|---|
| 太陽光発電システム | 1kWあたり40,000円 | 120,000円 |
| 高日射反射率塗装 (屋根・外壁) |
助成対象経費の20% | 150,000円 |
| 窓等断熱改修 (ガラス交換・内窓設置など) |
助成対象経費に応じて算定 | 150,000円 |
| 定置用リチウムイオン蓄電池 | 定額 | 50,000円 |
| エコキュート・ハイブリッド給湯器 | 定額 | 50,000円 |
| 断熱材 (既存住宅のみ) |
助成対象経費の20% | 150,000円 |
| 節水シャワーヘッド (既存住宅、区内販売店購入) |
定額 | 3,000円 |
助成金額の計算例
例:高日射反射率塗装(屋根・外壁)工事費100万円の場合
| 工事費用 | 1,000,000円 |
| 20%の計算額 | 200,000円 |
| 実際の助成金(上限適用) | 150,000円 |
| 実質自己負担 | 850,000円 |
例:太陽光発電システム 4kWの場合
| 設置容量 | 4kW |
| 1kWあたりの助成額 | 40,000円 |
| 計算額(4kW × 40,000円) | 160,000円 |
| 実際の助成金(上限適用) | 120,000円 |
3. 申請の要件と期限
申請期間と対象期間
| 申請受付期間 | 令和7年4月10日(木)〜令和8年2月27日(金)必着 |
| 対象期間(工事完了日) | 令和7年2月1日(土)〜令和8年1月31日(土) |
主な要件
- 助成対象機器が未使用品であること(リースは不可)
- 申請者、契約者、支払者が同一人であること
- 杉並区民であること、または区内に建物を所有していること
- 工事・支払いがすべて完了した後に申請すること
- 助成対象機器が区の定める性能要件を満たしていること
⚠️ 重要:工事完了後の申請
この助成金は、工事・支払いがすべて完了した後に申請する制度です。工事前や工事中の申請は受け付けられません。
4. 申請の流れと注意点
申請方法
申請は以下の方法で行います。
- 窓口申請: 杉並区役所 西棟7階
- 郵送申請: 混雑緩和のため、区は郵送での申請を推奨しています
申請の流れ
- 工事・支払い完了
まずは施工を完了させ、支払いを済ませます
- 書類準備・提出
領収書や写真など、必要書類をすべて揃えて提出
- 審査・決定
区が書類を審査し、「交付決定通知書」が届きます
- 助成金振込
指定の口座に助成金が振り込まれます
【重要】振込までの期間について
現在、申請が集中しているため、振り込みまで3〜4カ月かかる場合があります。また、書類に不備がある場合は受付できないため、提出前に念入りな確認が必要です。
5. 必要書類
申請には以下のような書類が必要です。設備により必要書類が異なる場合があります。
共通の必要書類
-
助成金交付申請書
- 区の所定様式
-
領収書の写し
申請者名義、機器名、金額、日付が明記されたもの
-
設置前・設置後の写真
設置状況が確認できるもの
-
本人確認書類
マイナンバーカード、運転免許証など
-
住民票の写し
杉並区民であることの証明
-
機器の仕様書・カタログ
性能要件を満たしていることを確認できるもの
-
振込先口座の確認書類
通帳の写しなど
設備ごとの追加書類
- 太陽光発電システム:電力会社との接続契約書類など
- 窓等断熱改修:性能証明書など
- 高日射反射率塗装:日射反射率測定結果報告書など
6. 他の補助金との併用について
国や東京都の補助金と併用可能
杉並区のエコ住宅促進助成は、国や東京都の他の補助金と併用できる場合があります。
※ただし、助成金の合計が助成対象経費を超えない範囲に限ります。
例:工事費100万円の場合、杉並区から15万円、国から20万円の補助を受けた場合、合計35万円となり、工事費を超えないため併用可能です。
よくある質問
Q1. 工事前に申請する必要がありますか?
A. いいえ、この助成金は工事・支払いがすべて完了した後に申請する制度です。工事前や工事中の申請は受け付けられません。ただし、予算がなくなり次第終了となるため、早めの工事完了と申請をおすすめします。
Q2. 賃貸住宅でも申請できますか?
A. 原則として、建物の所有者が対象です。賃貸住宅の場合は、家主の承諾を得た上で、実際に居住している方が申請できる場合もありますので、区役所にご確認ください。
Q3. 複数の設備を同時に設置する場合、すべて助成対象になりますか?
A. はい、対象設備であれば複数の設備を組み合わせることができます。それぞれの設備について上限額まで助成が受けられます。
Q4. 予算がなくなった場合、どうなりますか?
A. 予算額に達した時点で受付が終了となります。令和7年12月23日時点で約70.84%の申込率となっていますので、早めの申請をおすすめします。
Q5. 申請から助成金の交付までどのくらいかかりますか?
A. 現在、申請が集中しているため、振り込みまで3〜4カ月かかる場合があります。書類に不備がある場合はさらに時間がかかりますので、提出前に十分確認してください。
Q6. 書類に不備があった場合はどうなりますか?
A. 書類に不備がある場合は受付できません。区から連絡があり、補正が必要となりますが、その間に予算がなくなる可能性もあります。提出前に念入りに確認することをおすすめします。
Q7. 国や東京都の補助金と併用できますか?
A. はい、併用できる場合があります。ただし、助成金の合計が助成対象経費を超えない範囲に限ります。詳しくは区役所または当社にご相談ください。
Q8. 節水シャワーヘッドはどこで購入すればいいですか?
A. 節水シャワーヘッドの助成を受けるには、杉並区内の販売店で購入する必要があります。区外の店舗やインターネット通販での購入は対象外です。
まとめ
杉並区のエコ住宅促進助成は、省エネリフォームを検討している方にとって非常に有利な制度です。予算の約7割が既に申請されていますので、早めの検討と申請をおすすめします。
制度のポイント
- 対象設備:太陽光発電、断熱窓、高日射反射率塗装、蓄電池、給湯器など
- 助成金額:最大15万円(設備により異なる)
- 申請期間:令和7年4月10日〜令和8年2月27日必着
- 対象期間(工事完了日):令和7年2月1日〜令和8年1月31日
- 工事・支払い完了後の申請
- 予算の約70.84%が既に申請済み(令和7年12月23日時点)
- 振込まで3〜4カ月かかる場合あり
- 国や都の補助金と併用可能(経費を超えない範囲)
- 未使用品であること、申請者・契約者・支払者が同一であることが条件
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※本記事の情報は令和7年度の制度内容に基づいています。最新の予算状況や詳細については、杉並区の公式サイトまたは当社へお問い合わせください。
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