国産木材の家・産地訪問

北区で始まる国産木材の家、使用する柱や梁の 確認に産地、長野を御施主様や設計事務所の 先生方と、木童・藤村君の案内で訪ねました。 上の写真は、杉の柱を確認しているところ、 無垢の木材には節があります。 今回の住宅は、柱が室内にすべて見える真壁と 言う工法ですので、等級により節の大きさ、数が 違う柱をどのように配置するか、決めています。 今回、長野の木材を使用する事になったのは、 国産赤松の梁材を使用するため、 桧の土台、桧や杉の柱までは、通常の流通で まかなえるのですが、梁材となると米松が...

国産木材の家・S 産地訪問

12月に着工した国産木材の家・Sの施主ご夫婦と木材産地の宮崎へ行ってきました。 写真は原木を前にお客様と都城木材の担当者、このように木材の生産者とお客様が顔を会わせることは、家造りで重要なことと考えていますが、一般では、なかなか行われていません。 建築用木材の約80%は海外から来るので、生産者の様子も産地の様子もわかりません。 両社が顔合わせをし、思いが伝われば、 「よし、一つ良い材料を提供しよう」 「良い材料の家、大事に住まわなくては」と なるのが人情。 これも国産材を使う魅力の一つです。...

杉でリフォーム

  築15年の鉄骨造住宅のフルリフォームです。 床やドア、腰壁などに杉を使っています。杉材を貼りだすと、香りが立ちこめ、現場の空気が変わります。杉の床は暖かく、床暖房が無くても底冷えしません。傷つきやすいという欠点もありますが、その傷を治すのも簡単です。 腰壁は、交流のある群馬の林業家、小森谷さんの杉材です。施主ご家族と産地を訪ね、切り出した現場を見学しました。...