日本建築研鑚会・秋田講座

秋田杉の産地を訪ねました。 見事な育成複層林(間伐を行い、隙間に植林し樹齢の異なる杉を育てる)は、 40歳で独立し、製材所を起こし山林を買い受け、山から製品までの連なりを わずか20年で実現させたスーパー社長により施業されています。 間伐された森は、太陽光が地面まで届き、 新たな苗木が育っています。 間伐された小径木は、無駄にされることなく、 土木資材(写真は砂防ダムの型枠)に利用され、 端材はチップになり、キノコの養殖に利用されるそうです。 秋田杉というと高級材のイメージがありますが、...

名人の山仕事

春先の重たい雪が原因か、今年は雪害木(雪により倒された木)が 多いそうです。 上の写真、赤い三角印が雪害木、5本ほど確認できます。 こうなってしまうと、起こすことも出来ず、切り倒すしかありません。 写真真ん中、Aのところで木が木に引っ掛かっています。 掛かり木と呼んでいますが、こうなった木を切り倒すのには、 注意が必要、Aを支点にしてテンションがかかっているために、 思わぬ方向に跳ね返ってしまいます。 今日は、作業の指導をしていただいた田中孝次さんが名人技を 披露してくれました。言葉で説明するよりも映像でどうぞ...

むかしの山仕事

先週末、東京都檜原村へ山仕事のお手伝いに行きました。 2002年から、グループ浜仲間の会が主催した 「昔の山作業をやってみよう!見てみよう」にて復元された 伐木を山から搬出する「木出し」の方法、「木馬道」と「修羅」 それらが役目を終え、 解体整理することになり、現物を見学する最後のチャンスです。 最初は「木馬道」 写真のレールの上を、材木丸太を載せたソリが滑り降りる構造です。 作製の様子と使用方法は、下記のサイトで見ることが出来ます。...

にりん草

板橋区には、武蔵野台地の崖線があります。 もっとも身近な森でもあります。 子供の頃には「探検ごっこ」をする遊び場、 今は遊歩道も整備された憩いの場です。 そして今、にりん草が満開です。...

満月と桜

昨夜は満月、しかも今年2度目の「ブルームーン」 開花から寒い日が続きましたが、 「満月と桜」、良い組み合わせを楽しむことが出来ました。 見損なった方は今日、 「十六夜と桜」が楽しめます。 東京都板橋区小豆沢にある龍福寺、 今年もひっそりとライトアップ、人も少ないので、...