中学生・キャリア教育

2月と言えば、我が社では立春の頃に中学生がやってくる。 2000年からはじめて11年目の職場体験、今年はこのお二人です。 一日目は大工の親方の指導で、鋸・鉋・鑿などの手道具を使い 家具の作成。 2月3日だったので、豆まきをしていただく、「ぉ・・・・」ちっちゃい声、 恥ずかしいよね、でもだんだん元気も出てきて、 しっかり邪気を祓っていただきました。 2日目は、昨日拵えた箱に柿渋・弁柄・松煙で着色。 そして現場見学、 昨日お世話になった親方にインタビュー。 中学生「どんな人がこの仕事に向いていますか?」...

Eーディフェンス

1月20日 兵庫県にあるEーディフェンスで行われた。 伝統建築実大振動実験へ行ってきました。 上写真の強大な建物は、その実験棟。 この中に実物大の木造住宅を入れ、実際に揺らします。 下が内部写真です。 プレートの上に乗っているのが実験体になる 伝統工法で作られた木造2階建て住宅。約11m×7mの2階建て 東京ですと大きめの木造家屋ですが、小さく見えますね、 それほどE-ディフェンスは巨大です。 現在、主流になっている木造は在来工法。 強固な壁で地震力に対応しようという考え方で作ります。 伝統木構造は、しなやかに揺れて地震に対応する...

日本建築研鑽会・飛騨市講座

日本各地を訪ね、見て、聞いて、体感し、日本建築を学ぶ 「日本建築研鑚会」第4回は、飛騨市宮川町へ 今回は、鉞(まさかり)や釿(ちょうな)など、古くから伝わる木を加工 する道具を復元し、使用し、未来へつなげる活動をしている 若き杣(そま)職人、荒木昌平さんを訪ねました。 上の写真は、リンという台の上で、鉞で丸太を角材にしている 荒木さんです。 各地には、ほんとにいろいろな活動をされている人がいます。 荒木さんはまだ20代、頼もしい限りです。 山から下りて、荒木さんの作業場で、受講者の皆さんが...

三社祭

東京の夏は三社祭に始まり、 同じ浅草のサンバ・カーニバルで終わる。と、勝手に思っています。 今年もお祭りに参加してきました。夏の始まりです。 好天のおかげか、例年にもまして人手が多く、 御輿の担ぎ手も大勢集まりました。 山形や北海道から担ぎに来る人もいて、3日間は皆、江戸っ子! それにしても、これだけ大きなお祭りを毎年開催する 浅草っこの意気と、浅草のパワーに感動です。 建築的な話題もひとつ、 通常の御神輿は、棟木が伸びてワラビ手となりますが、 浅草は隅木が伸びてワラビ手となるのが特徴です。...

米軍基地

ゴールデンウィークに友人の招きで、横須賀基地に行ってきました。 米兵1人にゲストは3名まで、ゲートに入る前に事務所で手続き、 パスポートを提出し、写真を撮り、許可証を発行してもらう。 ゲートやショッピングセンターに入るときには、 その許可証を提示します。 中に入れば、基地施設や住宅の他にショッピングセンターや レストランに映画館、 StarbucksやMacDonaldなどのファストフード店もあり、 まるでアメリカの地方都市がそのまま日本にあるようでした。 外灯も日本の白色灯ではなく、オレンジ色。 すべてがアメリカ仕様です。...