
東京都北区に空き家をお持ちのオーナー様、その物件を「地域の資産」として活用しませんか?北区では、空き家を改修して地域貢献活動やシェアハウスとして活用する場合、改修費用の一部を助成する制度があります。最大で200万円が支給されるこの制度について、詳しく解説します。
北区の「空き家利活用事業」とは?
この事業は、空き家を提供できる所有者(オーナー)と、その空き家を活用して地域貢献活動や共同住宅(シェアハウス等)を行いたい団体を、北区が仲介(マッチング)し、改修費用の一部を助成するものです。
単に空き家を埋めるだけでなく、高齢者支援や障がい者支援、子どもの居場所づくりなど、地域社会に貢献できるのが大きな特徴です。
2つの活用モデルと助成金額
活用方法は大きく分けて以下の2種類があり、それぞれ助成内容や要件が異なります。
1. 地域貢献型空き家利活用モデル事業
地域貢献活動の拠点として空き家を活用するモデルです。
| 助成金額 | 工事費用の3分の2(上限200万円/棟) |
| 活用期間 | 改修工事の日から10年間 |
| 活用例 |
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2. 共同居住型空き家利活用事業
空き家をシェアハウスなどに改修し、「セーフティネット住宅」として登録・活用するモデルです。こちらはマッチングを利用せず、オーナー様自らが事業を実施する場合も対象となります。
| 助成金額 | 工事費用の3分の2(上限150万円) |
| 活用期間 | 改修工事の日から5年間 |
| 要件 | セーフティネット住宅(専用住宅)の基準を満たし、登録を行うこと |
どのような改修工事が対象になる?
幅広い改修工事が助成の対象となります。
対象工事の例
- 構造部分: 床、玄関、外壁、屋根の改修
- 水回り: キッチン、トイレ、浴室の改修
- バリアフリー化: 手すり設置、段差解消、スロープ設置
- 間取り変更: 間仕切りの変更、個室の設置
- 防犯・安全: 防犯設備の設置、火災報知器の設置
- 設備更新: 給排水設備、電気設備の更新
現在、こんな団体が空き家を探しています
現在、北区では以下のような具体的なニーズが寄せられています(2025年12月4日更新時点の情報に基づく)。
具体的な利用希望例
高齢者向け宅配弁当・障がい者の相談場所
希望条件: 20〜30坪程度、駐車場付きの物件
障がい者等の共同住居(シェアハウス)
希望条件: 個室4部屋程度の戸建て
依存症女性の通所施設
希望条件: 山手線・南北線沿線で床面積110㎡以上
このように具体的な利用希望があるため、条件が合えばスムーズなマッチングが期待できます。
対象となる建物の条件
助成を受けるには、以下の条件を満たす必要があります。
- 北区内にある空き家(戸建て、共同住宅、長屋など)
- 昭和56年6月1日以降に建築されたもの、または耐震基準を満たすもの
- 登記が済んでいること
- 建築基準法その他関係法令に適合していること
- 賃貸借契約等により、事業実施団体が使用できること
申請の流れ
- 事前相談: まずは区へ相談します(建築課または地域振興課)
- 登録・マッチング: 物件を登録し、利用団体とのマッチングを行います
- 事業計画・承認: マッチング成立後、計画書を提出し承認を受けます
- 工事着手・完了: 承認後に工事を開始します
- 助成金請求: 工事完了後、実績報告を経て助成金が振り込まれます
重要: 工事着手前に必ず区の承認を受ける必要があります。承認前に着工した場合、助成の対象外となります。
オーナー様のメリット
1. 経済的メリット
- 改修費用の3分の2が助成される(最大200万円)
- 賃貸収入が得られる
- 空き家の維持管理費用が削減できる
- 固定資産税の負担軽減につながる
2. 社会的メリット
- 地域貢献活動に参加できる
- 空き家問題の解消に寄与
- 地域コミュニティの活性化に貢献
- 資産の有効活用
3. 管理面のメリット
- 区や団体によるサポートが受けられる
- 建物の劣化を防げる
- 防犯面でも安心
よくある質問
Q1. 改修工事は誰が行うのですか?
A. 工事業者はオーナー様が選定します。ただし、北区内の業者を利用することが推奨されています。当社でもご相談を承っております。
Q2. 活用期間中に途中でやめることはできますか?
A. 原則として、地域貢献型は10年間、共同居住型は5年間の活用が義務付けられています。やむを得ない事情がある場合は区にご相談ください。
Q3. マンションの一室でも対象になりますか?
A. はい、共同住宅も対象となります。ただし、管理組合の許可が必要な場合があります。
Q4. 助成金はいつ支払われますか?
A. 工事完了後、実績報告を提出し、区の検査を受けた後に支払われます。通常、工事完了から1〜2ヶ月程度かかります。
Q5. 耐震基準を満たしていない建物でも申請できますか?
A. 耐震改修工事を同時に行うことで対象となる場合があります。まずは区にご相談ください。
まとめ
北区の「空き家利活用事業」は、所有者様にとっては改修費用の負担を大幅に減らせるだけでなく、空き家問題を解消し、地域社会へ貢献できる素晴らしい仕組みです。
制度のポイント
- 最大200万円の助成(地域貢献型)
- 改修費用の3分の2を補助
- 北区がマッチングをサポート
- 地域貢献と収益を両立できる
- 具体的な利用希望が複数ある
- 耐震基準への適合が必要
耐震基準への適合や、登記が済んでいることなど、いくつかの利用条件がございます。「うちの空き家は対象になる?」「改修費用の見積もりを知りたい」とお考えの方は、ぜひ一度専門家にご相談ください。
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※本記事の情報は2025年12月時点の内容に基づいています。最新の制度内容や利用希望団体の情報については、東京都北区役所または当社へお問い合わせください。
