住宅地で擁壁が突然崩落 – 杉並での事故が警鐘
2025年10月、杉並区で築50年以上の擁壁が突然崩落し、隣接する住宅が大きな被害を受ける事故が発生したのは記憶にあたらしいところです。

高さ5メートルの土台が崩れ、一戸建てが全壊。原因は「擁壁」の老朽化。亀裂への対応間に合わず、危険は各地に
崩落した擁壁は高さ約5メートル。隣接する住宅の外壁に深刻なダメージを与えました。幸い人的被害はありませんでしたが、「いつ崩れてもおかしくない状態」だったことが専門家の調査で判明しています。
老朽化した擁壁の危険性 – あなたの家は大丈夫ですか?
擁壁の耐用年数は30〜50年
多くの住宅地の擁壁は高度経済成長期やバブル期に建設されたもので、すでに30年以上経過しているケースが珍しくありません。
こんな症状は危険信号
- 擁壁表面にひび割れが見られる
- 水抜き穴から水が出ていない(詰まっている)
- 擁壁が前方に傾いている
- 擁壁の継ぎ目にズレが生じている
- 擁壁上部の地面に亀裂がある
放置すると重大事故につながる可能性
今回の杉並区の事例のように、擁壁の崩落は:
- 隣接住宅への甚大な被害
- 人命に関わる重大事故
- 多額の損害賠償責任
を引き起こす可能性があります。
板橋区の擁壁安全対策助成制度 – 最大700万円の補助
板橋区では、老朽化した擁壁の危険性を認識し、がけ・よう壁安全対策工事の助成制度を実施しています。
助成内容
工事費用の50%(上限700万円)
この制度を活用すれば、高額になりがちな擁壁工事の費用負担を大幅に軽減できます。
対象となる工事
- よう壁の新築工事
- 既存よう壁の築造替え工事
- 既存のがけ又はよう壁の補強工事
など
利用条件
- 助成対象工事を行うがけ及びよう壁の所有者であること
- がけ及びよう壁の所有者から同意を得て工事を行う者であること
- 区市町村民税及び軽自動車税を滞納していないこと
- この助成と同種の他の助成を受けていないこと
など
今すぐ行動を!擁壁の安全点検と助成制度の活用
1. 擁壁の状態を確認
まずはご自宅や所有する土地の擁壁の状態を目視で確認してください。少しでも不安な症状がある場合は、専門家による診断をおすすめします。
2. 助成制度について相談
板橋区の助成制度について、詳しくは下記までお問い合わせください。
問い合わせ先
- 都市整備部 建築指導課 構造審査係
- 東京都板橋区板橋2-66-1
- TEL:03-3579-2579
3. 早めの対策が重要
擁壁の劣化は日々進行しています。「まだ大丈夫」と先延ばしにせず、助成制度を活用して早めの対策を検討しましょう。
まとめ – 擁壁の安全は住民全体の問題
杉並区での擁壁崩落事故は、老朽化した擁壁の危険性を改めて浮き彫りにしました。擁壁の安全対策は、所有者自身の問題であると同時に、隣接住民や地域全体の安全にも関わる重要な課題です。
板橋区の助成制度を活用し、大きな事故が起こる前に適切な対策を講じることが、あなたと周囲の人々の安全を守ることにつながります。
今すぐ擁壁の状態をチェックし、必要に応じて専門家への相談や助成制度の活用を検討してください。綜合建設でもご相談を承っております。
