「こめらの森・南会津」プロジェクト始動!

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10年前に群馬の林業家達と立ち上げた「NPO法人 森の遊学舎」。
http://ugaku.com/
今年は通常のプログラムをお休みし、原発事故によって影響を受け
た 小さな子供を持つ家族の支援活動を開始しました。
上の写真、放射線量が少ない南会津の廃屋になった古民家を改修
し、福島県内の放射線量の多い地域に住む家族の
一時避難キャンプを運営する計画です。
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何年も放置されていた民家は、畳と床板が腐り、こんな状態。
これを7月23日までに、村の方達をはじめ、みんなの力を借りて
人が住める状態にします。
予算もないので、ほとんどセルフビルド、昨日はニュースを
聞きつけた福島県内の家族が手伝いに来てくれました。
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お昼は、みんなで外で食べましたが、お母さん達の
言葉に胸が詰まりました。
「久しぶりの外での食事が新鮮でした」
「子供には、長袖とマスク、公園には誰もいない」
「ある朝起きたら、放射線量が通常値に戻ってる。そんな日が
来ないかしら」
私たちが受け入れられる人数は、ほんのわずかです。
せめて、夏休みの間だけでも、受け入れられる施設が日本中に
広がることを望みます。


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