Eーディフェンス

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1月20日 兵庫県にあるEーディフェンスで行われた。
伝統建築実大振動実験へ行ってきました。
上写真の強大な建物は、その実験棟。
この中に実物大の木造住宅を入れ、実際に揺らします。
下が内部写真です。
プレートの上に乗っているのが実験体になる
伝統工法で作られた木造2階建て住宅。約11m×7mの2階建て
東京ですと大きめの木造家屋ですが、小さく見えますね、
それほどE-ディフェンスは巨大です。
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現在、主流になっている木造は在来工法。
強固な壁で地震力に対応しようという考え方で作ります。
伝統木構造は、しなやかに揺れて地震に対応する
法隆寺から続く本来の木構造を指しますが、
どこかで道に迷い、本来主流であるべき伝統工法の
設計法が建築基準法に馴染まないものになっています。
この性能特性を解析し、設計法を確立し、一般的にしようと
運動しているグループがあり、今回の実験が行われました。
「伝統工法で作る家」は、綜合建設にとっても
これから取り組む大きなテーマです。
さて、どう揺れたかは、
検討委員会のホームページでどうぞ、動画が見られます。
http://green-arch.or.jp/dentoh/experiment_edefense_2010_71.html


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